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[表彰式]2023.11.7

チャンピオンカーニバル4賞表彰式

 第43回チャンピオンカーニバル4賞の表彰式が7日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル106&ふじの国 PROFESSIONAL BOXING4」のリング上で行われた。

 MVP(最優秀選手賞)の日本ライト級王者の仲里周磨(27=オキナワ)には、賞状と副賞、金一封(30万円)。敢闘賞の日本バンタム級王者の堤聖也(27=角海老宝石)、技能賞の日本フェザー級王者の松本圭佑(24=大橋)、殊勲賞の日本スーパーフェザー級王者の原優奈(29=真正)の3名には、それぞれ賞状と賞品、金一封(10万円)が贈られた。
仲里周磨(オキナワ)
 MVPを受賞した仲里は「この賞をもらえたのは、宇津木選手(宇津木秀=ワタナベ)がすごいチャンピオンだったからこそ。試合をした宇津木選手にも感謝したい。次の初防衛を勝って、少しずつチャンピオンとしての地位を上げていきたい」と語った。

 仲里は、12月24日(日)に沖縄空手会館で、同級4位の村上雄大(23=角海老宝石)を迎えて初防衛戦に臨む。
堤聖也(角海老宝石)
 敢闘賞に選ばれた堤は「今回のチャンピオンカーニバルで、防衛に成功したチャンピオンは自分だけだということで、そこは誇りに思うし、それだけ日本ボクシング界のレベルが、どの階級も拮抗しているんだと感じる。国内で存在感を示して、次の防衛戦でもしっかりと差を見せたい。来年は世界を獲るので、期待していてください」と挨拶した。

 堤は、12月26日(火)に有明アリーナで同級3位の穴口一輝(23=真正)を相手に、4度目の防衛戦に臨む。この試合は、モンスタートーナメント決勝戦として行われる。
松本圭佑(大橋)
 技能賞を獲得した松本は「次の防衛戦は来年に予定している。まだまだ至らないところばかりで、もっともっと強くならないといけない。しっかりと練習して、次のステップに行けるよう頑張ります」と、さらなる飛躍を誓った。

 松本は、今年8月にリドワン・オイコラ(26=平仲)に判定勝ちし、初防衛に成功。空位のWBO-AP王座も懸けられていたため、フェザー級2冠王者となった。
原優奈(真正)
 殊勲賞を受賞した原は「このような賞をいただいて光栄。次戦が12月で初防衛戦になるが、レベルの差が違うのはわかっているので、圧倒して勝ちます。その次の最強挑戦者(奈良井翼=RK蒲田)も蹴散らして、パパッと上のステージに進む」と意気込んだ。

 原は、12月17日(日)に神戸ポートピアホテルで、同級10位の向山太尊(25=ハッピーBOX)を迎えて初防衛戦に臨む。

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