川崎新田ジム開設20周年記念パーティー

　川崎新田ボクシングジム開設20周年記念パーティーが5日、川崎市内のホテルKSPで行われ、180人の関係者が駆け付けた。

　元OPBF東洋太平洋バンタム級王者の新田渉世会長が、2003年2月にジムを設立。これまで黒田雅之氏、西田光氏、古橋岳也氏が日本チャンピオンとなり、三好喜美佳(39)がOPBF東洋太平洋3階級制覇と日本王座、伊佐春輔(25)が日本ユース・ミニマム級王座を獲得している。

　パーティーでは、大橋秀行会長や小林昭司日本プロボクシング協会長がスピーチし、福田紀彦川崎市長のビデオメッセージが流れた。

　川崎新田ジムは、サッカーJリーグ「川崎フロンターレ」との連携や、防犯ロードワークなど地域密着を掲げた取り組みをしており、昨年「かわさきスポーツアンバサダー」に認証された。

　新田会長は「ご支援いただいている皆様、川崎市、地域の皆様に感謝し、それを肝に銘じて選手、スタッフ一同これからも精進していきたい」とコメントを寄せた。

　川崎新田ジムは、12月3日(日)にカルッツかわさきで「ホープフルファイトvol.41」を開催。メインイベントでは、日本ミニマム級1位の伊佐春輔(25=川崎新田)がウィサヌポン・クロットヌアム(タイ)と対戦する。