ボクモバニュース

試合日程

試合結果

動画ニュース

ランキング

選手検索
[ニュース]2011.11.6

粟生王座死守でV2

 11月6日、WBC世界スーパーフェザー級王者粟生隆寛(帝拳)の2度目の防衛戦が、超満員のファンが押し寄せた代々木第二体育館で行われ、王者粟生は、苦しみながらも判定(2-1)でベルトを死守した。
 試合後の記者会見に応じた王者の顔に笑顔はなかった。
V2粟生
 試合後、控え室に戻った粟生の顔に笑顔はなく、天井を見つめしばらくの沈黙の後、重い口を開くと「動けなかった。自分のボクシングが出来なかった。研究されていた。3、4ラウンドからリズムが作れないと感じて、ズルズル行ってしまった。」と相手のペースで試合を進めてしまったことへの反省の弁が続いた。
粟生vsボスキエロ
 挑戦者ボスキエロ(伊)の印象を尋ねられると「独特のリズムで、アウトボクシングをしてくると思ったが、ガードがガッチリしていて嫌な印象だった。意識的に距離を詰めて戦いたかったが、僕がリズムを作れなかった。」と、振り返った。
拡大写真
 ポイントについて「スタミナの消耗もなく、ノーモーションからのパンチに対応する練習はしてきた。相手のパンチは効いてなかったが、(自身も)有効だが当てられず焦りがあった。8ラウンドが終わって競っていたので、最後は明確にとりたかった。」と試合中の心境を明かすと「なさけない。(WBC世界バンタム級新王者となった)山中さんがいい形でつないでくれたのに。唯一の収穫は勝てたこと。ボクシングはいいところがなかったが、何とか次につなげられた。」と次戦に目を向けた。
ボスキエロ2
 一方、僅差の判定で王座に一歩手が届かなかった挑戦者・ボスキエロ選手は、「本来自分がディフェンス型のボクサーだが、今日の試合は、粟生の方がディフェンス型だったように思う。粟生はテクニックがあるいい選手だったが、下から(頭で)来るのもうまかった。」と皮肉った。試合に関して「結果は非常に残念。両者ともに力を出し切ったと思うが、もう1ラウンドあれば勝てたと思う。どっちが勝っていてもおかしくない試合、TKO決着なら自分に分があったかも。」と消化不良に肩を落とした。
拡大写真
粟生のパンチについて「右目下は少し効いたがボディはそうでもなかった。」と話し、5ラウンドから調子が上がり、自分のペースで試合を進めながら、粘り強く我慢のボクシングを続けた試合巧者の王者を相手に、最後まで攻め切れなかったと悔しがった。

試合日程

試合結果

トーナメント

ランキング

選手検索

TV・ネット欄

王者一覧

タイトル戦

階級別特集

インタビュー

有料試合動画

データマニア

待受写真

全国ジム検索

注目選手

海外試合日程

海外試合結果

海外選手検索

海外注目戦

海外情報

基礎知識

ボクモバ投票

勝ちメシ

レッスン

ボクモバ占い
ボクモバトップページへ戻る