WBOスーパーウェルター級王者チューが前日計量

　オーストラリア・ブロードビーチのゴールド・コースト・コンベンション・センターで15日、WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級正規王者に昇格したティム・チュー(28=オーストラリア)が2度目の防衛戦に臨む。その前日計量が行われ、挑戦者でWBC(世界ボクシング評議会)同級暫定王者のブライアン・メンドーサ(29=米)と秤の前で対峙した。

　スーパーウェルター級リミット69.8kgを、WBO正規王者チューは500gアンダーの69.3kgでパス。WBC暫定王者メンドーサは、リミット69.8kgでクリアした。

　先月サウル"カネロ"アルバレス(33=メキシコ)のスーパーミドル級王座に挑んで敗れたスーパーウェルター級4冠王者ジャメール・チャーロ(33=米)。WBOは、このリングに上がったと同時に王座を剥奪、チューを正規王者に格上げした。

　対するメンドーサは、今年4月に無敗のセバスチャン・ファンドラ(25=メキシコ)を7回KO勝利のアップセットで、WBC暫定王座を獲得。今回、現時点では自身の王座はかからず、チューの持つWBO正規王座に挑む。