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[試合後談話]2023.9.17

津川龍也がフィリピン戦士と激戦!

 日本ユース・スーパーバンタム級王者の津川龍也(23=ミツキ)が17日、大阪・堺市産業振興センターで開催された「ミツキ杯 SURVIVE vol.25 & LA FIESTA DEL DIAMANTE VOL.6」のメインイベントに出場。スーパーバンタム級8回戦で、フィリピン同級2位のジュンリク・カスティノ(24=比)と対戦した。
津川龍也(ミツキ)がKO勝ち!
 津川がジャブからワンツーを好打するが、カスティノも力強い左フックを合わせて対抗。2回に偶然のバッティングで左目上をカットした津川だが、多彩な左でペースを維持した。5回、津川は左ボディを織り交ぜた攻撃で攻勢。しかし、カスティノも左右フックを強振し、勝負を諦めず。ポイントは津川に流れているが、緊張感あふれる展開が続いた。7回、津川はワンツーでグラつかせると、チャンスだとばかりにスパート! 怒涛の連打でキャンバスに沈めた。
「日本タイトルを狙う」
 試合後、取材に応じた津川は「相手はタフな相手だったが、最後は『ここだ!』と思って仕留めにいった。メインイベントをKO勝ちで締めることができて良かった」とジムのエースとしての自覚を示した。

 日本ランキング7位につけており、タイトル挑戦も見えてきた。「ディフェンス面を修正して、さらに上を目指していく」と言葉に力を込めた。
「また日本で試合がしたい」
 一方、最後まで粘りを見せたカスティノは「最後は右ストレートが効いてしまった。相手が強かった 」と完敗を認めると、「もし、チャンスをもらえるなら、また日本で試合がしたい」と語った。
二階堂迅(ディアマンテ)が7連勝!
 日本フライ級12位の二階堂迅(21=ディアマンテ)は、51.5kg契約6回戦で永里翔(21=レパード玉熊)と激突。序盤から二階堂がスピードを活かした攻撃で主導権を支配。打ち下ろしの右ストレートから上下に打ち分けた。永里の左ボディを浴びた二階堂だが、最終6回左ボディから連打でダメージを与えたた。
「狙うは日本ユース王座」
 激戦を制した二階堂は「最初はフルマークの判定勝ちを狙っていたが、効いているのがわかったので倒しにいった。相手はタフで気持ちが強かったが、KOしたかった」と満足とはいかなかったようだ。

 今後について聞かれた二階堂は「まずは日本ユース王座を狙いたい」とフライ級での日本ユース王座を目標に掲げた。日本ユース初代フライ級王者は、明日(18日)に有明アリーナで初防衛戦に臨むWBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級王者の中谷潤人(25=M・T)。

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