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前IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王者の尾川堅一(帝拳)が2日、都内の後楽園ホールで再起2戦目を迎えた。今回対峙したのは、日本でこれまで2戦2勝(2KO)というレコードを残している、マービン・エスクエルド(28=比)。
尾川堅一(帝拳)判定勝利。
大差判定決着で、勝利を掴んだ尾川は、控え室に戻ると「もうちょい、打ち合えたらと思ったが、9割ディフェンスに回られたら詰められないのが、自分の甘さ」と、大差判定勝利にも反省の弁が口をついた。世界王座奪還を目指す尾川は「全然、アピールできてない。ボクシングは難しいですね」と、KOシーンを見出せなかったことを悔しがった。
判定勝利に苦笑い。
ディフェンスに徹して来たエスクエルドに関しては「どっかで来るかなと思ってたが」と言葉を詰まらせ、「冷静すぎた。コンビネーションが打てなかった」と一言。
目指すは、世界王座奪還!
「ジャブ、左がロング過ぎて、右が打てなかった。相手は、止まるかと思ったが、足が動いていた」と印象を述べ、「軽く打つと相手が打ってきた」。強引には行かなかった理由を挙げた。
マービン・エスクエルド(比)
試合後に控え室に戻ったエスクエルドは「いい試合だった。尾川はいいボクサーだった。KOをねらっていたが、タイミングが合わなかった」と試合を振り返った。