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[ニュース]2011.11.1

山中!序盤がカギ

 11月6日代々木競技場第二体育館で行われるWBC世界バンタム級挑戦者決定戦に出場する同級4位の山中慎介が、自身の所属する帝拳ジムで公開練習を行った。
■対戦相手は、同級2位・クリスチャン・エスキベル(メキシコ)
26戦24勝(18KO)2敗(2KO)
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 公開練習の前に行われた記者会見で山中は「調整は今までどおりうまく進んでいる。出来上がりもいい。」と好調な様子で、同席した帝拳ジム浜田代表も「3月5日の岩佐亮佑(セレス)戦のときよりもパワーアップしている。パンチを打つスピードもよけるスピードも上がっている。」と進化し続ける山中を評した。
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 8戦連続KO勝利中の山中だが、気になる試合の展望に関して「序盤から、どっちが倒れるかわからない戦いとなるだろう。」と浜田代表が話すように、KO決着が期待されるが、山中は対戦相手のクリスチャン・エスキベル(メキシコ)の印象を「一発のパンチ力が強く、序盤のKOが多い選手」と話す一方で「自分のほうが勝っている。」と自信を覗かせた。
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 会見後に行われた公開練習では、12月4日OPBFフェザー級王者・大沢宏晋(大星)に挑戦する日本同級5位の松田直樹(帝拳)と3ラウンドのスパーを行い、ジャブからの左ボディなどのコンビネーションの確認をした。
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 この日は、スパーの他にミニサンドバッグを相手にリズムよくパンチを打ち込み、キレのあるシャドーとド迫力のミット打ちを披露することで、状態の良さをアピールした。
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 KO決着必至のこの対決、山中は「中学3年生のときに見た元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎選手がリングの上で巻いていたミドリのベルト(WBC世界王者の証)の印象が強い。」と、憧れ続けたベルトを自身の腰に巻くため、負けが許されない大きな一番に挑む。

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