但馬ミツロが初回KO宣言!

　日本ヘビー級王者の但馬ブランドンミツロ(28=KWORLD3)が10日、大阪市内のホテルで前日計量と記者会見に臨んだ。

　但馬は、明日(11日)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で開催される「3150FIGHTvol.6」ヘビー級8回戦で、ナコンチャイ・パンテーン(26=タイ)と対戦する。

　第1試合では、元WBOラテン・スーパーライト級王者のファン・カルロス・トーレス(33=プエルトリコ)と元OPBF東洋太平洋ウェルター級王者の長濱陸(31=石田)が拳を交える。

　試合の模様は、ABEMAで全試合ライブ配信される。

　先に秤に乗った但馬は、119.4kgで秤を降りた。前戦より5.6kg軽く、120kg以下での試合は初めてだ。但馬は「過去2戦はどこかのラウンドで倒せたら、という作戦だった。フィニッシュにつなげられなかったのは実力不足。しかし、腰の状態も良くなってきたし、新チームのおかげで良いトレーニングができている。あとの試合につなげるためにも、初回KOで盛り上げる」と意気込んだ。

　初来日のナコンチャイは、99.6kgだった。190�pの長身サウスポーだ。「試合を組んでくれたことに感謝している。明日は最善を尽くす」と語った。

　第1試合に出場する長濱は、契約体重を200g下回る67.3�s、トーレスは、リミットちょうどの67.5kgで計量をパスした。

　長濱は「目の怪我から復帰して2戦目で、このような大きな舞台に上がることができて光栄。強い相手だが、これまでやってきたことを出す」と意気込んだ。

　一方、「プエルトリコの喧嘩番長」のニックネームを持つトーレスは「万全に仕上がった。明日は全力を尽くす」と必勝を誓った。