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元世界王者の輪島功一氏の孫・磯谷大心(22=輪島功一スポーツ)が8日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」ウェルター級6回戦で、上村健太(26=緑)と対戦した。
ウェルター級で再出発した磯谷は、連敗脱出に成功したのか? それとも、後楽園ホール初登場の上村が勝利したのか?
ウェルター級で再出発した磯谷は、連敗脱出に成功したのか? それとも、後楽園ホール初登場の上村が勝利したのか?
ダウンを奪った上村健太(緑)が勝利
序盤は、し烈なペースを争いを繰り広げる中、試合が大きく動いたのは3回。サウスポー上村は、左ショートアッパーで顔を弾くと、左ストレートでダウンを奪った。劣勢の磯谷は、5回に右フックで膝を揺らすと、ボディにパンチを集めて反撃。最終6回は、お互いに必死にパンチを繰り出した。ジャッジ2者の支持を得た上村が勝利した。
「次につながる勝ち」
接戦を制した上村は「試合に勝てたことはうれしいが、練習してきたことが10%しか出せずに悔しい。上に行くための内容ではなかった」と、内容には満足はしていない様子。それでも、「ダウンを奪ったパンチは感触があった。(磯谷が)ダウンを奪い返そうと気持ちを出してきたので、負けじと迎え撃った。初めて6ラウンドを戦い抜いて、次につながった」と収穫を口にした。
「次は勝つ」
一方、3連敗を喫した磯谷は「打ち合いを楽しめた。考えながら試合ができたし、成長は感じているので、これを次につなげたい」と敗戦にも前向きだったが、「もうそろそろ勝ちたいですね…」と苦笑いを浮かべた。
父・磯谷和広トレーナーは「力む場面はあったが、気持ちが折れることなくボクシングを楽しめていて、成長は感じた。次につながる試合だった。やる気はあるから期待したい」と今後に期待を寄せた。
父・磯谷和広トレーナーは「力む場面はあったが、気持ちが折れることなくボクシングを楽しめていて、成長は感じた。次につながる試合だった。やる気はあるから期待したい」と今後に期待を寄せた。