試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
世界初挑戦から9ヶ月。「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT特別版」のメインイベントで、再起2戦目を迎える岩田翔吉(27=帝拳)が4日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で前日計量を終えた。岩田はライトフライ級10回戦で、フィリピン・ミニマム級13位のジェイソン・ブリーリョ(比)と対戦する。
岩田翔吉(27=帝拳)48.9kg
再起2戦目を迎える岩田の表情は、普段通り穏やかだった。48.9kgリミットで計量を終えると「減量は順調に落ちたんですけど、真夏なので、いつもとは変えてやった」と、汗が出やすい真夏の減量は、水分と塩分のバランスを考慮し、午前中に走るなどして取り組んだ。
「自分のボクシングをして、いい内容ならば、いい方向に進む」と世界トップ戦線から抜け出して、頂点へと向かうことを視野に入れている。
世界戦で対戦したWBO王者のジョナサン・ゴンサレス(32=プエルトリコ)と同じサウスポーとの対決だが、「ゴンサレスとは違う(タイプの)サウスポー」と笑顔を見せる余裕があった。
岩田と対戦するジェイソン・ブリーリョ(22=比)は、8戦7勝(6KO)1分という戦績を残している。今回の計量を47.7kgでクリアしたことについて岩田は「思ったより軽かった」と印象を述べた。試合のビデオなどもチェックしたという岩田だが、早いラウンドで決着する試合が多いことを意識し、「パワーがある。相性的には好きなタイプ」と明日の試合を「楽しむ」とも話した。
ジェイソン・ブリーリョ(22=比)47.7kg
身長は岩田と同じ163cmのブリーリョだが、リーチは175cm。この日の計測で、リーチが163cmだった岩田よりも12cm長い。計量会場でもリラックスした様子の22歳は「コンディションはいい」と笑顔で答えた。