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[インタビュー]2023.7.27

この映画は本物。

 ノンフィクション作家・小説家の沢木耕太郎の傑作小説「春に散る」が映画化され、8月25日(金)から全国の映画館で公開される。

 40年ぶりに日本の地を踏んだ元ボクサーと、一度はボクシングをやめた青年がタッグを組み、世界チャンピオンを目指す日本映画史上最強の胸熱映画で、公開前から話題となっている。

 監督は、数々の映画賞を受賞した瀬々敬久が務め、名優の佐藤浩市と新世代を代表する横浜流星が主演。さらに豪華俳優陣が集結した。リアルを追求した白熱のボクシングシーンに釘付けになること間違いなしだ。

 この映画では、多くのボクサーや関係者が出演している。ボクシングファンとしては、ここも見逃せないだろう。これまで、26年間にわたり世界戦を含む8000試合のレフェリーを務めた福地勇治氏も出演。撮影現場を見た福地レフェリーに、この作品の見どころを聞いた。

映画『春に散る』

不公平な判定で負け、アメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一は、同じく不公平な判定で負けて、心が折れていたボクサーの黒木翔吾と偶然飲み屋で出会う。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願。やがて2人は世界チャンピオンを共に⽬指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。

監督:瀬々敬久
原作:沢木耕太郎「春に散る」朝日新聞出版刊
出演:佐藤浩市、横浜流星、橋本環奈、坂東龍汰、松浦慎一郎、尚玄、奥野瑛太、坂井真紀、小澤征悦、片岡鶴太郎、哀川翔、窪田正孝、山口智子
配給:ギャガ

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