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[一夜明け会見]2023.7.26

井上尚弥! 超えた!

 衝撃的KO勝ちで、またしても世界を驚かせたWBC(世界ボクシング評議会)・WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級新チャンピオンの井上尚弥(30=大橋)が26日、横浜市内の所属ジムで一夜明け会見に臨んだ。

 井上は、昨日(25日)、有明アリーナでスティーブン・フルトン(28=米国)に8回TKO勝ちで戴冠。すべてチャンピオンを倒して、世界4階級制覇を達成するとともに、世界戦20連勝を飾った。
「良い経験になった」
 70人以上の報道陣が集まる中、「何度か寝ようとしたが、アドレナリンが出てしまって」と一睡もせずに会見に臨んだ。「あそこまで技術戦ができる相手がいなかったので、ここまで駆け引きをしたのは初めて。試合中、楽しかった。試合を通して大きな経験になった。自分より身長が高く、リーチのある相手に技術戦で勝てたことは、自信につながった」と、キャリア最大の難敵フルトンとの8ラウンドの攻防を振り返った。

 試合後とは思えないほど傷一つなかった。
「落ち着いて試合ができた」
 試合映像を見た井上は「ボディジャブは練習していたパンチ。相手のことをすごく過大評価して見ていたので、落ち着いて試合ができているなと思った」。

 戦前、「賢く戦う」と意気込んだフルトンのはるか上をいく戦術で完勝した。それでも「4ラウンドにペースを落としたが、そこで対応してくるところにフルトンの力を感じた」とも付け加えた。
「もっと強くなれる」
 試合前は相手との体格差を指摘する声もあったが、まったく感じさせなかった。パワーもスピードもアップし、スーパーバンタム級がベスト階級と言える圧巻の内容を見せた。それでも、「減量やリカバリーの仕方。『こういうトレーニングをしたら、さらに強くなるのではないか』とか、ひらめきがあった。(そうしたことを)今後活かしていきたい」と、これまでと同じく驕り高ぶることなく、強さに磨きをかけていく。
次戦はタパレスとの4団体統一戦が濃厚
 試合後、WBA(世界ボクシング協会)・IBF(国際ボクシング連盟)同級王者のマーロン・タパレス(31=比)がリングに上がり、井上もタパレスとの4団体王座統一を熱望。年内にも4本のベルトを懸けた試合が行われそうだ。モンスターが勝てば、バンタム級に続き2階級での4団体統一王者という偉業を成し遂げる。

 大橋秀行会長は「年内に4団体王座統一して、来年はカシメロ(ジョンリエル・カシメロ)、ネリ(ルイス・ネリ)。それからフェザー級に上げて、ラミレス(ロベイシ・ラミレス)と戦っても面白い」と青写真を描いた。

タパレス、カシメロ、ネリ。

  井上真吾トレーナーは「タパレスは強いですよ。相手の懐に入ったら一発があるのでフルトンより怖い」と警戒した。

 今回の試合も収容人数15000人に対し、10万人の応募があり、プレミアチケットとなった。「関東圏は予約がいっぱいで会場が抑えられない。地方でやるのもありかもしれない」。
伝説は続く
 スーパーバンタム級最強王者のフルトンを撃破し、パウンド・フォー・パウンド1位返り咲きが濃厚だと言われている。日本時間30日には、米国ラスベガスで世界ウェルター級4団体王座統一戦、3団体王者のエロール・スペンスJr(33=米)対WBO王者のテレンス・クロフォード(35=米)が行われる。

 PFP1位のクロフォードと4位のスペンスによる、世界中が注目する一戦だ。井上は「一度、パウンド・フォー・パウンド1位になっているので、もう一度なりたいし、試合の結果は気になる。30日はスペンス頑張れ!」と話し、報道陣の笑いを誘った。

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