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[試合後談話]2023.7.14

最終ラウンドに劇的決着!

 金子ジム主催の「ゴールデンチャイルドボクシング136」が14日、後楽園ホールで開催され、全8試合で熱戦が繰り広げられた。

 メインイベント、58.6kg契約8回戦では、日本フェザー級14位の大久祐哉(26=金子)が元日本ランカーの佐藤諄幸(25=厚木ワタナベ)と対戦した。
8回2分36秒!
 序盤は、大久がジャブからワンツー、左フックを好打しペースを掌握。着実にポイントを重ねた。右カウンターを狙った佐藤だが、決定打を奪えず。しかし、4回にボディにパンチを集めると右ストレートで顔を弾いた。やや手数が減った大久だが、5回に左ボディ、左フックを決めて息を吹き返すと、最終8回に右ストレートから連打で、レフェリーストップ勝ちした。
初のメインイベンターで勝利
 試合終了残り24秒で決めた大久は「初めてのメインイベンターで、絶対にKO勝ちしたかった。右ストレートに手応えを感じたので、最後の力を振り絞って倒しにいった。勝てて本当にうれしい」と声を弾ませた。
「まずはランキング上位を目指す」
 駆け付けた100人の応援団に勝利を届けた大久は「まずは上位進出を目指す。年内に10位以内に入りたい」と抱負を語った。
「また頑張ります」
 一方、最後まで粘りを見せた佐藤は「中間距離でパンチを浴びて、ポイントを取られる悪い展開になってしまった。途中でボディを効かせたが、決定打を打ち込むことができなかった」と肩を落とした。それでも「良い経験として、また頑張りたい」と再起を誓った。
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