渡邊海の再起戦! 61秒決着!

　日本フェザー級10位の渡邊海(20=ライオンズ)が8日、八王子エスフォルタ・アリーナで開催された「第45回ファイティング・スピリット・シリーズ」に出場。スーパーフェザー級8回戦で、フィリピン・フェザー級1位のジョンジョン・エストラーダ(34=比)と拳を交えた。

　今年3月の日本ユース王座決定戦以来の再起戦のリングに上がった渡邊が、見事なパフォーマンスを見せた!

　渡邊が速攻劇を演じた! 左ボディを突き刺し動きを止めると、ロープに詰めて右アッパーを突き上げてダウンを演出。エストラーダに10カウントを聞かせた。

　控室で取材に応じた渡邊は「ボディが効いているのがわかった。下を向いたので、練習していた右アッパーを打った。もう立って来ないと思った」と、会心のKO劇を振り返った。

スーパーフェザー級でタイトルを狙う

　今後は、スーパーフェザー級で戦っていくようで「原選手とは噛み合うと思う。戦ってみたい」と日本スーパーフェザー級王者の原優奈(28=真正)の王座を狙っていく。

　一方、キャンバスに沈んだエストラーダは「(渡邊は)とても強かった。右アッパーが効いた。良い経験になった。また頑張るよ」と肩を落とした。