星大翔「どっちにしろ最後までいかない」

　WBOアジアパシフィック・ウェルター級6位の星大翔(25=角海老宝石)は、7月8日(土)に八王子エスフォルタ・アリーナで開催される「第45回ファイティング・スピリット・シリーズ」のメインイベントで、王者の佐々木尽(21=八王子中屋)に挑戦する。

　星は、今年3月にA級初戦で前WBOーAPミドル級王者の能嶋宏弥(27=薬師寺)と対戦し引き分け。大いに株を上げた。王者の佐々木は、今年1月に豊嶋亮太(帝拳)から衝撃の初回KO勝ちでタイトル奪取に成功すると、4月に世界ランカーの小原佳太(三迫)に3回TKO勝ちし、初防衛に成功。今、最も勢いに乗っているチャンピオンだ。

　日本人初のウェルター級世界王者に向けて、一直線に突き進む佐々木だが、星が待ったをかける。千載一遇のチャンスを掴んだ星に話を聞いた。