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[試合後会見]2023.6.11

高山勝成が2年1ヶ月ぶりに復活!

 元世界ミニマム級王者の高山勝成(40=石田)が11日、KBS京都ホールで開催された「To the Future vol.28」のメインイベントに出場。ライトフライ級8回戦でジョエル・リノ(28=比)と対戦した。

 2021年5月に行われた米国テキサス州での世界挑戦以来、2年ぶりのリングに上がった高山のパフォーマンスに注目が集まった。
高山勝成(石田)が再起戦勝利!

 高山が軽快なフットワークから、ジャブでコントロールし、テンポの良い攻撃を展開。対するリノは、打ち終わりに左右フックをねじ込む。中盤、高山は左右ボディで削ると、ガードの間からワンツーを打ち込み、ジャッジに攻勢をアピールした。6回、リノは右ストレートで高山をロープまで飛ばすと、レフェリーはロープダウンを宣告。高山はここはダメージを感じさせず。7回、高山は右ストレートを再三好打。連打で攻め込む。8回、勝利への執念で前に出るリノを相手に、高山は最後まで落ちない運動量で対抗し、試合終了のゴング。2年1ヶ月ぶりの再起戦を勝利した。

「新たなスタイルで勝利した」

 試合後の囲み会見で高山は「まずは勝ててよかった。今日はお客さんが見ていて物足りなかったかもしれないが、自分の新たなボクシングスタイルで行くのが第1の目的だった」と安堵の思いを口にした。

 高山は、試合10日前のスパーリングで右腕を負傷。3日前まで左で練習していたという。「いつもなら左右のパンチを豊富に出していたと思うが、右が使えない分、ジャブでコントロールして機能させるようにした」と話すと、「ミドルからロングレンジで距離をジャブでキープしながら、良いカウンターを当てて倒せたらと思っていた」と振り返った。

 ダウンした経験はいい収穫になった。

 6回に喫したロープダウンは「今まではこういう展開はなかった。ライトフライ級では何度か(ダウンのシーンが)出てくるかもしれないので、ここでダウンした経験は良かった」と前向きにとらえた。

40歳からの進化に注目!

 2年1ヶ月ぶりの試合は「ブランクは感じなかった。落ち着いてウェイト調整もできた」と振り返り、年齢のことを問われると「40歳なので、トレーニングや食事、コンディションをしっかり考えている。オーバーワークにならないように、やる時はやる、休む時は休むとメリハリをつけてやっていけば、まだまだ戦える」と答えた。

ライトフライ級でもう一度世界を

 14歳からボクシングを始めた高山は「今でもボクシングが大好きです」と語ると「今回の試合、勝っても内容が悪ければ、引退も考えないといけないのかという気持ちもあったが、怪我を抱えた中で、左だけでもできたのは合格点あげても良い」と自己評価した。

 今でもボクシングが大好き

 「4団体で世界タイトルを獲ったが、まだ満たされていないところがある。世界を獲るために再起した」と語ると「次戦は9月頃の予定で、まずは万全の状態で試合に挑めるようにして、さらにプラスアルファでライトフライ級で世界を獲るために頑張っていきたい」と決意を新たにした。

「高山とリマッチしたい」

 試合後リノは「自分はダウンも取ったし、勝ったと思っている。判定には納得していない」と結果への不満を露わにし、「できれば(高山と)リマッチしたい」と再戦希望の意思を口にした。


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