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アマチュア10冠の期待のホープ藤田健児(29=帝拳)が3日、後楽園ホールで開催された「第3回WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のセミファイナルに出場。フェザー級8回戦でWBOアジアパシフィック同級暫定王者のダニエル・ニコラス(23=比)と対戦した。
プロ4戦目のリングに上がった藤田の仕上がりに注目が集まった。
プロ4戦目のリングに上がった藤田の仕上がりに注目が集まった。

藤田健児(帝拳)が圧勝!
初回から、サウスポー藤田が左カウンター、右ショートアッパーを好打。早くも技術の差を見せると、2回に右フックから上下のコンビネーションで攻勢。防戦一方になったニコラスを見て、レフェリーが割って入った。

「スカッと倒したかった」
圧勝劇を演じた藤田は「相手の目が泳いでいたので『今しかない』とパンチをまとめた。結果は良かったが、パンチのまとめ方が雑だった。倒す勝ち方にこだわったので、もっとスカッと倒したかった。内容には満足していない」と合格点は出さなかった。

「進化の途中」
WBO-AP暫定王者に勝利し、ランキング入りも見えてきた。「同門で同じ階級の、嶋田(嶋田淳也)や金子(金子虎旦)も、まだ日本ランキングに入っていない。フェザー級はそのくらい層が厚い。(今回の勝利で)ランキングに入れたら。ここは通過点で進化の途中」と静かに語った。

「左ストレートが効いた」
一方、初黒星を喫したニコラスは「左ストレートが効いた。とにかく強かった」と肩を落とした。