ボクモバニュース

試合日程

試合結果

動画ニュース

ランキング

選手検索
[試合後会見]2023.5.31

堤駿斗がタイトル初挑戦!

 OPBF東洋太平洋フェザー級2位の堤駿斗(23=志成)が31日、後楽園ホールで開催された「Life Time Boxing 14」のメインイベントに出場。同級3位のジョー・サンティシマ(26=比)と空位のOPBF王座を争った。

 アマチュア13冠の実績を残し、昨年7月にプロに転向した堤は、3戦目でタイトルを奪うことができたのか? 注目の一戦のゴングが鳴り響いた!
堤駿斗(志成)がタイトル獲得
 スピードとテクニックをいかんなく発揮した堤が完勝した。序盤から堤がジャブを軸に丁寧に組み立てて、ペースを掌握。サンティシマの返しのパンチを、ブロックと距離で外した。3回には、左ボディでくの字にさせるが攻め急がず。4ラウンド終了時の公開採点でリードすると、ジャブから右アッパー、左ボディと緩急をつけた攻撃で攻め立てた。被弾したサンティシマだが、勝負を諦めることなく果敢に打ち返したが、堤は冷静な試合運びを見せて攻勢。最終12回は、KOを狙ってこれでもかとパンチを浴びせたが、仕留めきるまでには至らなかった。堤がわずか3戦目でタイトル獲得に成功した。
「倒したかった」
 6ラウンドに左拳を痛めたようで、冷やしながら会見に臨んだ堤は「ベルトを獲った実感はわかないが、それなりの強敵にそれなりの内容で勝つことができた。ダウンを取りたかったが、明確に勝つというテーマは実現できたと思う。勝ててホッとしている」と安堵の表情を浮かべた。

最初から最後まで冷静に戦えた

 3ラウンドに左ボディで効かせたが「自分は嫌なボクサーなので、ここは急いで仕留めにいかず、徹底的にボディを痛め詰めようと思った」とニヤリとした。
 コンビを組む佐々木修平トレーナーは「ファイトプラン通りやってくれた。なんでもやれることを証明できたと思う」と合格点を与えた。
「世界は焦らず自分のペースで」
 国内最速の4戦目での世界王座奪取も狙える。しかし、「今日の内容では、世界はまだまだ。焦らずに自分のペースで、地に足をつけてやっていきたい」とやんわりと否定した。
「プロとして進化を感じる。6〜7戦目で化けられる手応えはある。一皮むける兆しは見えている」と収穫があったようだ。
「次世代のスター候補の中心になる」
 同い年で、アマチュア時代からのしのぎを削ってきた松本圭佑(23=大橋)が、同じ階級で日本チャンピオンに君臨している。「友達だが、上を目指す上でやることになったら対戦したい。これからも切磋琢磨していきたい」とライバル対決にも前向きだった。

 所属ジムによると、年内はあと2戦を予定しているが、拳の状態を見てからになるという。

 志成ジムは、この試合から7月2日までに5選手がタイトルマッチに挑む。(※6月24日が森武蔵、井岡一翔、6月29日が大湾硫斗、7月1日に白石聖が出場)。堤が1本目のベルトを獲って良い流れを作った。
「距離感が良かった」
 一方、驚異的な粘り強さを見せたサンティシマは「新チャンピオンおめでとう」とまずは拳を交えた堤を称えた。

 「(堤は)距離感が良くて、ジャブが強く、ポイントを取るのが上手かった。追いかけても距離を取られてしまった」と試合を振り返ると、「距離を取るのは上手いが、接近戦はどうなのかな? 堤が世界チャンピオンになれるかはわからない」と語った。

試合日程

試合結果

トーナメント

ランキング

選手検索

TV・ネット欄

王者一覧

タイトル戦

階級別特集

インタビュー

有料試合動画

データマニア

待受写真

全国ジム検索

注目選手

海外試合日程

海外試合結果

海外選手検索

海外注目戦

海外情報

基礎知識

ボクモバ投票

勝ちメシ

レッスン

ボクモバ占い
ボクモバトップページへ戻る