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[前日計量]2023.5.30

堤駿斗「流れの中でチャンスを掴む」

 OPBF東洋太平洋フェザー級王座決定戦の前日計量が30日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、同級2位の堤駿斗(23=志成)と同級3位のジョー・サンティシマ(26=比)が計量に臨んだ。

 試合は、明日(31日)、後楽園ホールで開催される「Life Time Boxing 14」のメインイベントにて行われ、ABEMAで全試合無料ライブ配信される。
「相手はイメージ通り」
 堤は、フェザー級リミットを100g下回る57.0kgでクリアした。計量後に取材に応じると、「それなりに(減量は)きつかったが、しっかりと落ちた。リカバリーが上手くいけば問題ない」と仕上がりの良さを強調した。初のタイトルマッチを迎える中で、ほどよい緊張感を保っていた。
3戦目でのタイトル挑戦
 写真撮影で初めてOPBF東洋太平洋のベルトに手をかけた。「ベルトを触って、タイトルマッチを実感した。3戦目でのタイトルマッチだが、そこは意識していない」と話すと、「自分のボクシングをして、流れの中でチャンスを掴む。これが1本目のベルト。気を引き締めてしっかりと獲る」と意気込んだ。

 初のタイトルマッチで、初のメインイベンター、そしてプロ入り初の後楽園ホールのリング。プレッシャーがかかる一戦だが、初めてのKO勝ちで世界をアピールする!
「私がベルトを獲る」
 元世界ランカーのサンティシマは、600gアンダーの56.5kgで秤を降りた。この試合に向けて1ヶ月間、日本でトレーニングを積んできたようで「万全に仕上がった。明日はエキサイティングな試合になるが、私がベルトを獲る」と静かに闘志を燃やした。
ABEMAで全試合無料ライブ配信

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