ポベトキンの相手はボスウェル

　当初、ポベトキンの相手には49歳になるイベンダー・ホリフィールド(米)が有力候補としてリストアップされていたが、結局、ボスウェルに決まった。このボスウェルは1969年7月生まれ。もしポベトキンに勝てば42歳4カ月での戴冠となり、バーナード・ホプキンス(米)の46歳4カ月、ジョージ・フォアマン(米)の45歳9カ月に次ぐ史上3番目の高齢戴冠となる。
　戦績は32歳のポベトキンが22戦全勝(15KO)、目下14連勝中(10KO)のボスウェルが36戦35勝(26KO)1敗。
　なお、この日はヘビー級の次期王者候補と目されるロバート・エレニアスも登場する(相手は未定)。このエレニアスはスウェーデン 生まれでフィンランド国籍、そして現在はドイツ在住という選手。2メートルの長身から打ち下ろす強打で16連勝(11KO)を収めている。保持するWBA&WBOインターコンチネンタル王座の防衛戦を予定している。