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[試合後談話]2023.5.19

ボクシングの日にヘビー級ド迫力の打ち合い!

 東日本ボクシング協会主催興行が19日、後楽園ホールで開催され、全7試合で熱戦が繰り広げられた。メインイベントのヘビー級4回戦では、佐々木ホイップ(27=JB SPORTS)とミスターケイ(30=渡嘉敷)が拳を交えた。

 日本プロボクシング協会が、2010年に白井義男氏(享年80)が1952年5月19日に日本初のボクシング世界チャンピオンになった日を記念して「ボクシングの日」と制定した。

 この記念すべき日に、ヘビー級ならではのド迫力の打ち合いで会場を盛り上げた。
佐々木ホイップ(JB SPORTS)がKO勝ち!
 開始早々、ケイが右ロングフックを叩きつけて先手を奪いに行くが、サウスポー佐々木はガードで決定打を避けると、ワンツー右フックでダウンを演出した。2回、ケイはなおもパンチを振り回すが、佐々木は冷静に対応して、左ストレートでキャンバスに沈めた。
「相手のパンチがよく見えた」
 デビュー戦を飾った佐々木は「初回の途中で乳酸が溜まってしまい、いつもとは違う疲れが出た。思っていたより動けなかったが、相手のパンチはよく見えた。勝ててうれしい」と勝利の味を噛み締めた。
「これからもヘビー級で戦う」
 ボクシング歴は8年だが、4年前にプロテストに合格してから競技から離れた。しかし、「縁があって」と1年前にJB SPORTSで再びグローブを握りこの日を迎えた。「ベスト階級は、ライトヘビー級かクルーザー級」(佐々木)で、5ヶ月間で8kg増量してヘビー級のリングに上がった。

 「ホイップクリームが好きなので」とリングネームとした佐々木。今後もヘビー級で戦っていく予定だ。
「相手はタフだった」
 一方、悔しい結果となったケイは「作戦を立てていたが、焦ってしまって大振りになってしまった。相手はタフだった。もう一度戦いたい」とリベンジを誓った。

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