村地翼が飛躍を誓う

　前WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王者の村地翼(26=駿河男児)の、タイトル奪取&駿河男児ジム初チャンピオン誕生祝賀会が、19日(水)に静岡県富士宮市のゲストハウスフォレストヒルズで行われた。

　村地は、昨年9月にWBO-AP王座獲得に成功。王座を返上し、5月9日(火)に後楽園ホールで近藤冬真(26=蟹江)と53.0kg契約8回戦で対戦する。

　村地は「WBOアジアのタイトルは返上しましたが、祝賀会を開いて下さった後援会の皆様、前島会長、駿河男児ジムのスポンサー様、応援して頂いている皆様に心から感謝しています。5月9日の次戦は必ず勝利し、年内に日本のベルトを獲りに行きます。今後とも注目、応援宜しくお願い致します」とコメントを寄せた。

　前島正晃会長は「ジム創立以来、14年目を迎えることができました。近年、選手たちが全国的にも注目されるくらい結果を残して、さらなる飛躍のため、この度、選手達の練習環境を良くするため、応援者を増やすために、昨年10月より正式に後援会が発足され、今回が初の総会です」。

　「翼のタイトル返上は、今後の戦略も含めて、前向きな返上です。次の試合に勝つことが前提ですが、日本タイトル、OPBF王座と両にらみしながら、チャンスのある方へ導きたいと思っています。タイトルを獲った後は、しっかりと防衛しながら、キャリアアップを計っていけるように、全力でサポートします!」と、ボクシングで静岡県を盛り上げていくとした。