阿部麗也が大舞台で魅せる!

　IBF(国際ボクシング連盟)フェザー級3位の阿部麗也(30=KG大和)が6日、都内のホテルで開かれた記者会見に出席し、試合に向けた意気込みを語った。

　阿部は、4月8日(土)、有明アリーナで開催される「Prime Video Presents Live Boxing第4弾」において、IBF同級2位のキコ・マルチネス(37=スペイン)とのIBF世界挑戦者決定戦に臨む。

　この日、初めてマルチネスと対面した阿部は「あまり覇気を感じない」と言うと、「このような大きな舞台で試合をするのは初めてなので、ワクワクしている。日本とアジア王座を手にして、世界のチャンスを掴めるチャンスが来た。やることやったら、結果はついてくる」と自信を示した。

　ビッグマッチのトップバッターに登場する阿部は「時間が読めるからいい。阿部さんを知ってもらうチャンス」と意気込んだ。

　2014年4月の長谷川穂積戦以来、9年ぶりに来日したマルチネスは「今すぐにでもリングに上がれる状態。長谷川戦以降、自分は倒されたりもしたが、立ち上がってきた。日本人選手は魂で戦うが、試合当日は私が栄光を手にする」と不敵な笑みを浮かべた。