音速の拳で奪い獲れ!

　10月24日、後楽園ホールで開催される「WBA世界ミニマム級タイトルマッチ」は、WBA世界同級4位"音速の拳"八重樫東(大橋)にとって約4年越し、2度目の世界王座挑戦であり、これまでのボクシング人生の集大成として、WBA世界同級王者ポンサワン・ポープラムック(タイ)に挑む。
　4年前、八重樫は当時のWBC世界同級王者イーグル京和(角海老宝石)に挑むが、アゴを砕かれ王座奪取に失敗し、一度はボクサーとしてドン底を味わう。
　しかし不屈の闘志で日本ミニマム級王者として復活を果たし、3度の王座防衛を成し遂げ、再び世界挑戦を引き寄せた"音速の拳"が、ボクシングモバイルに堂々の世界王座奪取を宣言した!

WBA世界ミニマム級4位
八重樫 東(大橋)
■2度目の世界戦に向け意気込みを!
八重樫　意気込みは一言だけ。"勝ちます!"これだけしかありません。本当、最後のチャンスという覚悟を持って挑みます。

■現在の調整具合は?
八重樫　世界挑戦が決まり、ここまで怪我なく調整も順調に仕上がっています。あとは当日に照準を定め、最高のコンディションを整えるだけ。いまから新しいことを身につけるなんて無理ですから(笑)。

■王者ポンサワンをどう分析している?
八重樫　しつこい、打たれ強い、頑張る、ポンサワンはそんなボクサーだと分析しています(笑)。僕は"気合いと根性"で立ち向かいます。

■試合展開を予想するなら?
八重樫　足を使って12ラウンド乗り切るのは難しいし、いつかはポンサワンに捉まるでしょう。そこからが本当の戦いだと思っています。だからこの試合、僕にとって"気合いと根性"がカギになる。

■王者にメッセージを!
八重樫　僕は最高のコンディションでリングに上がります。最高の試合をしたいので、チャンピオンにも最高のコンディションを作ってほしい。そして世界タイトルは、僕が獲ります!

■ファンにメッセージを!
八重樫　テレビでも僕の試合は放送されますが、後楽園ホールに足を運んでもらい、八重樫東というボクサーがいることを覚えて頂ければうれしいです。10月24日は世界チャンピオンになりますので、応援して下さい!　

　王者ポンサワンはタフネスが自慢であり、退くことを知らないファイターである。　八重樫はスピードとテクニックを武器に、"音速の拳"で世界王座を掴み獲ることができるのか…。

■WBA世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦
王者ポンサワン・ポープラムック(タイ)VS挑戦者・八重樫 東(大橋)
■日時:10月24日(月)
■会場:後楽園ホール
■お問い合せ:大橋ジムTEL.045-314-1994