世界ライト級5位のA・フィエロが快勝

　WBO(世界ボクシング機構)ライト級5位のアンヘル・フィエロ(29=メキシコ)が日本時間5日、メキシコシナロア州で挑戦者のエドワルド・エステラ(33=ウルグアイ)を迎えて、自身が保持するWBO北米ライト級王座防衛戦に臨んだ。

　初回から力強い右フックで仕掛けたフィエロは、4回に右アッパーから左フックのコンビネーションでダウンを奪うと、さらに左右フックでダウンを追加。5回にエステラのカウンターを浴びたが、7回に右フックから連打でフィニッシュした。

　ライト級は、吉野修一郎(31=三迫)が、日本時間4月9日(日)に米国ニュージャージー州で、元世界2階級制覇王者のシャクール・スティーブンソン(25=米)とWBC(世界ボクシング評議会)ライト級挑戦者決定戦に臨む。

　さらに4団体統一王者のデビン・ヘイニー(24=米)vsワシル・ロマチェンコ(35=ウクライナ)の一戦も予定されており、大きく動き出している。フィエロの名前も覚えておいて損はないだろう。