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[試合後談話]2023.2.25

亀田京之介がタイの古豪と激突!

 前日本ユース・フェザー級王者の亀田京之介(24=ハラダ)が25日、大阪ATCホールで開催された「牛カツ京都 勝牛PresentsTMK BOXING GYM1」のセミファイナルに出場。フェザー級10回戦で元世界ランカーのペッチバンボーン・ソー・タナピンヨー(37=タイ)と拳を交えた。

 亀田のカウンターが火を噴いたのか? それともペッチバンボーンが意地を見せたのか?
亀田京之介(ハラダ)が完勝
 序盤から、亀田がスピードのあるジャブからワンツー、左ボディを好打しペースを掌握。右アッパーを織り交ぜた攻撃で、何度かグラつかせたが、ベテラン・ペッチバンボーンも打ち返し、粘り強さを発揮。最終10回、亀田は右ストレートでダウンを奪ったが、ペッチバンボーンが立ち上がったところで、試合終了のゴングが鳴った。亀田が大差判定勝ちを飾った。
「相手は打たれ強かった」
 10勝目を挙げた亀田は「やりたいことはできたが、相手が打たれ強くて、気持ちも強かった。間違いなく効いているのはわかったが、ボディブローが良い角度で入らなかった。井上選手(井上尚弥は10回KO勝ち)より早く倒したいと頭にあって…」と完勝にも納得とはいかなかったようだ。
「早くタイトル戦がしたい」
 それでも「今年1発目の試合を勝てたことは良かった」と、2023年初戦勝利に安堵の表情を浮かべると、「相手は誰でも良いので、強い選手と戦いたい。できるだけ早くタイトルマッチがしたい」と抱負を語った。
「右アッパーが効いた」
 一方、最後まで粘り強さを見せたペッチバンボーンは「(亀田は)スピードはまずまず。アッパーは効いたがダメージはない。フェザー級だと相手が大きい。次はスーパーバンタム級で戦いたい」とサバサバした表情で試合を振り返った。

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