寺地拳四朗が3団体統一戦に臨む!

　WBA・WBC世界ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(31=BMB)が13日、4月8日(土)に有明アリーナで開催される「Prime Video Presents Live Boxing 第4弾」において、WBO王者のジョナサン・ゴンサレス(31=プエルトリコ)と3団体統一戦を行うことを発表した。昨年11月の同第3弾で、競演した2人が早くも対決。見逃せない。

　笑顔で会見に登場した拳四朗だが、3団体統一戦に関しては「気合が入っています」と切り出すと「4団体統一するために大事な試合」と位置づけた。

4団体統一のためのステップになる試合

　昨年の12月には、井上尚弥(29=大橋)がバンタム級で、アジア人として初めて世界4団体統一を果たした。「刺激になった。4団体取れる自信がある。今年中に取りたい」と、モンスターの偉業に関する質問に答えた。

　WBO王者のゴンサレスとも昨年の11月に競演していた拳四朗は、「強くて頭もいい選手。申し分のない相手。引き出しの多い良い選手」と称え、警戒心を強めた。

　WBO王者のジョナサン•ゴンサレスは「日本はこれで3回目。東京に行くことができて嬉しい。 田中(恒成=畑中ジム)や岩田(翔吉=帝拳)と対戦し、今回は拳四朗。日本で試合ができて嬉しい。 帝拳プロモーションやボクシング関係者に感謝している。 拳四朗は長くライトフライ級に君臨している王者。 以前からチェックしているのでよく知っている。 王座を2つ保持し、階級ナンバーワンと言えるだろう。 階級最強と試合ができて嬉しい。私が統一王者になる。 ハードな試合になる。完全決着かもしれない。 俺の技術の高さは、みんな知っているはずだ。 翻弄する事もできるし状況次第だ。 最初の2ラウンドは様子見になるだろう。 ただ早い決着もありえる。俺の予想は判定決着だ。 日本なら公平なジャッジになるだろう。 何をすれば勝てるかも分かっている。 あとは試合に向けてベストコンディションを作るだけだ。 4月8日は俺が統一王者になる」と、ビデオでメッセージを寄せた。