竹迫司登と岩佐亮佑が韓国で勝負!

　TREASURE BOXING PROMOTION(伊藤雅雪代表)は4日、SNS上で4月15日(土)に韓国・仁川PAREDISE CITYで、第2回大会を開催することを発表した。

　WBO(世界ボクシング機構)ミドル級インターナショナルタイトルマッチ、メイリン・ヌルスルタン(29=カザフスタン)対挑戦者でOPBF太平洋同級王者の竹迫司登(31=ワールドスポーツ)、フェザー級8回戦、元IBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級王者の岩佐亮佑(33=セレス)対ジャフェスリー・ラミド(23=米)が行われる。

　竹迫は、昨年11月にユ・ギョンモ(韓国)に3回KO勝ちし、OPBF王座初防衛に成功。現在、IBF世界ミドル級14位、WBC世界同級19位だが、勝てば世界ランキングが大幅に上がるキャリア最大のチャンスだ。電話取材に応じた竹迫は「今、世界14位だが世界ランカーに勝ってこそ、真の世界ランカーだと思う。圧倒的勝利を目指す。KOで勝ちます」と勝利を約束した。

　WBO世界ミドル級3位のヌルスルタンは、18戦全勝(10KO)のオーソドックススタイル。長いリーチを活かした左で、重厚なプレスをかけていく好戦的なタイプ。スタイル的に竹迫と噛み合うこと間違いなし。KO決着必至のカードだ!

　岩佐は、昨年10月に元世界1位のゼネシス・カシミ・セルバニア(31=カシミ)に4回KO勝ちで、フェザー級転向初戦を飾った。世界2階級制覇に向け、今回のビッグイベントでさらにアピールしていきたい。

　井上尚弥(29=大橋)のスパーリングパートナーとして来日したこともあるフィリピン系米国人のラミドは、元世界3階級制覇王者のワシル・ロマチェエンコ(ウクライナ)のパートナーも務めるなど、将来を有望されている選手だ。