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[前日計量]2023.1.13

熱戦まちがいなし! 豊嶋亮太vs佐々木尽!

 WBOアジアパシフィック・ウェルター級タイトルマッチの前日計量が13日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者の豊嶋亮太(27=帝拳)と同級9位の佐々木尽(21=八王子中屋)が会場に姿を現した。

 試合は、明日14日(土)、後楽園ホールで開催される「第620回ダイナミックグローブ」のメインイベントで行われ、日テレG+で17時45分から生中継される。

 なお、今回はWBO-AP王座のみが懸けられる。
「最大限に警戒している」
 3度目の防衛戦に臨む豊嶋は、ウェルター級リミットを200g下回る66.4sでクリアした。「今朝もドリンクを飲む余裕があったし、体脂肪もしっかりと落ちて、仕上がった」と万全のコンディションを強調した。

 佐々木とは、昨年の夏にスパーリングをしたことがあるようで「その時はパンチをもらわなかったので、(パンチが強いかどうかは)わからない」と話した。それでも「自分より数段強い相手だと思って戦う。最大限に警戒している」と気を引き締めていた。
「総合力+攻撃力で上回る」
 「自分が一番力を発揮できる色と言われたのと、すべてを飲み込む海のように。そして、世界という大きな海に打って出る意味で」と、初めて髪を青色にカラーリングした。

 「これから数年は、勝負の年になる。良いスタートを切りたい。明日は実力を示して勝つ」と言葉に力を込めた。
「これまでとは違う姿を見せる」
 一方、ビッグチャンスに闘志を燃やす佐々木は、リミットちょうどの66.6sでパスした。「ボクシング人生の分岐点となる一戦」と位置づけすると、「今までは相手のことを研究してこなかったが、今回は豊嶋選手に勝つための練習をしてきた。これまでとは違う姿を見せる」とチャンピオン攻略に自信を示した。
「倒して勝つ」
 「(豊嶋選手は)国内のウェルター級で、一番頑丈な選手。しかし、これまで押し負けたことはない。パンチを振り回して勝てる相手ではないことはわかっているが、もちろんKOは狙う。自然と倒れる」と強気の言葉を並べた。

 「明日は、宇宙から登場する佐々木尽を楽しみにしていてください。隕石! 大爆発!」と拳を突き出して、会場を後にした。佐々木の入場姿も楽しみだ。
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