2023年は渡邊海に注目!

　今年のボクシング界は、ビッグマッチが相次いだが、今年はWBA・WBO世界スーパーフライ級王座統一戦が打ち納め。WBOチャンピオンの井岡一翔(志成)が、11度目の大晦日のリングに上がる。その前には、来年大きな飛躍を期待されている新鋭達がこぞってリングに上がる。

※大晦日の試合進行状況

■伊藤大賀vs宮本健太郎 ※試合終了

■伊藤沙月vsワッサナ・カームデー※試合終了

■中井龍vs渡邊海※試合終了

■大湾硫斗vsロビン・ラングレス※試合終了

■堤駿斗vsペテ・アポリナル※試合終了

■井岡一翔vsジョシュア・フランコ※試合終了

※予備カード2試合あり。進行状況を随時更新中!

■荻原一輝vs 望月綾人※試合終了

■中西寛多郎vs中島彬※試合終了

◎第一試合開始は13時
◎Paraviのライブ配信開始は14時45分頃
◎TBSの生中継開始は17時

※ラウンドガールにも注目!

　スーパーフェザー級8回戦では、日本同級10位の中井龍(24=角海老宝石)対日本フェザー級15位の渡邊海(20=ライオンズ)という、注目の一戦が行われた。初回は、中間距離でスリリングな攻防を繰り広げたが、2回に渡邊はタイミング抜群の左フックでダウンを演出。立ち上がった中井だったが、足元がふらつきレフェリーストップとなった。

　試合後、取材に応じた渡邊は「初回、相手との距離が想像以上に遠く、セコンドから下がらずに、どっしりと構えて戦うよう指示が出た。ダウンを奪った左フックは狙っていたパンチで、手応えがあった」と、会心の勝利に声を弾ませた。

　試合のオファーがあったのは、わずか3週間前だったが「試合がやりたかったので受けた」。「スパーリングでボコボコにされていた相手だったし、スーパーフェザー級での試合で不安があったが、勝って自信に繋がった。来年も、上を目指して頑張ります」と2023年に向けて飛躍を誓った。