ディアマンテジムがスパー大会を開催

　ディアマンテプロモーション主催の「キッズ・ジュニアボクシングフェスタ」が18日、大阪堺市産業振興センターで開催され、小学生1年生から60歳までの150名が参加し、76試合のスパーリングが行われた。

　ボクシングの未来を担う子どもたちや、一般のファンが楽しめる「皆が主役になれる」舞台を作ろうと、設立した大会だ。今回で4回目を迎える。

　亀田興毅ファウンダー、元日本ライト級王者の土屋修平氏、元日本ミニマム級王者の金光佑治氏、現役では元WBOアジアパシフィックライトフライ級王者の冨田大樹(25=ミツキ)、WBO女子アジアパシフィックミニマム級王者の吉川梨優那(21=ディアマンテ)、全日本フライ級新人王の二階堂迅(21=ディアマンテ)らがゲスト出演し、選手たちと交流しイベントを盛り上げた。

大会を主宰する
野上真司プロモーターコメント
「ボクシング界の底辺は、将来を担う子どもたちやファンの皆さんが支えている。その底辺を楽しめないものが発展するわけがないので、その層が楽しめて、"主役になれる大会"を作りたかった。参加いただく皆さんの多数は、リピートしてくださる。これは、こういう舞台を皆さんが求めている証拠。選手ファースト、ファンファーストを考えるのが大切だと思う。サポートに来てくれたチャンピオンたちも、みんな『ボクシングが大好きで盛り上げたい』との思いから参加してくれた皆さん。これからも、みんなでボクシング界を盛り上げたいです」

野上奈々会長コメント
「今回で4回目になる同大会ですが、毎回多数の選手たちが集まってくれ、回を重ねるごとに選手たちのレベルが上がってきているのを感じます。子どもたちやファンの方々が何を求めているのかを考えながら、大会を盛り上げてきましたが、参加してくださる皆さんに『また来ます』、『楽しかった』と言っていただき、本当に嬉しく思います。いつかこの中から、将来大舞台に立つような選手が出る予感がします。皆さんに求められる限り、頑張って継続したいと思います」

「今年も、コロナの影響でとても大変な一年でしたが、皆さんのおかげで、3度の興行と2度のキッズフェスタを開催することができました。ジム初のチャンピオンが誕生し、また2名の全日本新人王を輩出でき、最高の一年になりました。来年も選手、スタッフ一丸となって、チーム・ディアマンテを向上させていきたいと思います」

亀田興毅ファウンダー・コメント
「この大会は、本当に素晴らしい。子どもたちの眼の輝きがすごい。この中から、将来、3150FIGHTに参戦して、活躍してくれる選手が生まれてほしいです」

吉川梨優那コメント
「いつもは、サポートしてもらう立場ですが、裏方として参加して、みんなの素晴らしい試合を見させてもらい、元気をもらいました。私が、奈々会長の試合を見てチャンピオンになりたいと思ったように、私の試合を見てチャンピオンになりたいと思ってもらえるように頑張ります」

二階堂迅選手コメント
「昨日は応援、ご声援ありがとうございました。新人王になって、たくさんの方々に声をかけてもらったり、祝福の声をいただいたりして、達成したことの大きさを感じました。子どもたちに負けないように、みんなの目標になる選手を目指します」

土屋修平氏コメント
「今日は、本当に素晴らしい大会を見させてもらい、ありがとうございます。子どもたちのレベルも高く、本当に良い試合ばかりでした。気合いが入りました!」

金光佑治氏コメント
「子どもたちの頑張る姿を見て、僕自身がエネルギーをもらった。このような素晴らしい大会が、もっともっと盛り上がっていって、将来、この中からチャンピオンがたくさん誕生することを期待しています」。