12月13日はd TVでボクシング

　NTTドコモPresents PXB WORLD SPIRITSの記者会見が10日、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで行われた。この日は、メインイベントに登場する井上尚弥(29=大橋)とポール・バトラー(34=英国)の他に、WBO-APスーパーライト級王者の平岡アンディ(26=大橋)、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の武居由樹(26=大橋)、IBF世界スーパーフェザー級7位のブルーノ・タリモ(27=タンザニア/オーストラリア)が登壇し、意気込みを語った。

　最初にマイクを握った平岡は「4団体統一の前座に登場出来るので、絶対に負けられない」と気持ちを込めると「調整は、できている。1日動いて計量にいく」と、決戦に向けた最終調整に入った。

　武居に挑戦するために、2階級落として来日したタリモは、10月までIBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級7位に入っていた危険な相手。「武居はクイックで、パンチもある。"ネクスト井上"になりたいと思っている、いい選手だ。でも、準備はしっかりしてきたよ」と余裕の表情を浮かべた。

　13日の試合が、初防衛戦となる武居は「ガンガン前に来る気持ちと、フィジカルが強い選手」とブルーノの印象を語ったが、「簡単には倒れてくれないと思うけど、簡単に倒すつもりで戦う」と、ひょうひょうとした表情でKO宣言した。

　会見に同席した八重樫東トレーナーは「前回よりもしっかり調整できてる。前回よりも厳しい戦い。長いラウンドをこなすのもキャリアになる」と、2階級上のスーパーフェザー級を主戦場としてきた世界ランカーに警戒心を強めた。

　アンダーカードも見逃せない、12月13日(火)の有明アリーナ。dTVの独占ライブ配信をお見逃しなく!