結果★カニンガム対エルナンデス

○ヨアン・パブロ・エルナンデス
　　　 (キューバ/米)
　6回負傷判定(2対1)
●スティーブ・カニンガム(米)

　前評判では不利が伝えられたエルナンデスだが、初回にサウスポーからの左ショートを浴びせて先制のダウンを奪う。しかし、それでも波には乗りきれず3回にはバッティングで頭部をカット。6回には再び偶然のバッティングで右目上から出血をみた。ここでやや唐突にミッキー・バン・レフェリーが試合をストップし、それまでの採点に勝負が委ねられることになった。その結果、二者が58対55、59対54でエルナンデスを支持、もうひとりが57対56でカニンガムを支持するスプリット・デシジョンで統一王者が決まることとなった。
　26歳のエルナンデスは初防衛に成功。戦績は26戦25勝(13KO)1敗。2度目の防衛に失敗した35歳のカニンガムは、これで27戦24勝(12KO)3敗。