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[前日計量]2022.11.18

大阪の陣! 亀田京之介vs金井隆明!

 日本フェザー級15位の亀田京之介(24=ハラダ)と元日本ランカーの金井隆明(36=ディアマンテ)が18日、大阪市内のJBC関西事務局で前日計量に臨んだ。

 両者は、明日(19日)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「Fighting Beat Boxing」のメインイベント、フェザー級8回戦で拳を交える。
「いつも通り戦えば自然と倒れる」
 再起2戦目に臨む亀田は、フェザー級リミットを200g下回る56.9sでクリアした。横に並んだ金井を見て「表情を見たが、気合いが伝わってこなかった。『この試合もらった』と思った」と勝利に自信を示した。

メンタル面での成長を実感

 今年7月には、OPBFランカーのジョンジョン・エストラーダ(比)に大差判定勝ち。強打者エストラーダに対し、冷静な試合運びを見せた。「スパーリングでも、一発もらってもイライラせず、なぜパンチをもらったのかを考えるようになった」と、メンタル面での成長を実感。明日のリングでも進化した姿を見せるつもりだ。

 「来年に繋げるためにも、良い内容で勝つ。無理に攻めて倒せるものでもないので、チャンスがあれば倒す。いつも通りに戦えば、(相手は)自然と倒れる」と意気込んだ。
「思い出作りにするつもりはない」
 一方、ランキング返り咲きを目指す金井は、100gアンダーの57.0sで秤を降りた。今年12月27日の誕生日で、ボクサー定年の37歳を迎える。現役続行のためには、ランキング入りが条件だ。背水の陣となるが「これまでの経験上、先のことを考えると良いことはないので、一切余計なことは考えず、明日の試合に勝つことだけを考える」とキッパリと言った。

全力を尽くす

 昨年11月の試合で敗れた際、「これで最後かな」と引退も頭をよぎったが、「このままでは後悔する」と、2週間後にはロードワークを再開した。「最後の思い出作りの試合にするつもりはない。全力を出し切って、どんな形でもいいので勝つ」と電話口で言葉に力を込めた。
エディオンアリーナ大阪第2競技場でゴング!

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