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「第79回東日本新人王決勝戦」が3日、後楽園ホールで行われ、1652人の観衆が見守る中、熱戦が繰り広げられた。
全試合終了後には、表彰式が行われ、3賞(MVP、敢闘賞、技能賞)が発表された。勝者は、12月17日(土)に同会場で行われる全日本新人王決定戦で、西軍代表と激突する。
全試合終了後には、表彰式が行われ、3賞(MVP、敢闘賞、技能賞)が発表された。勝者は、12月17日(土)に同会場で行われる全日本新人王決定戦で、西軍代表と激突する。
MVP(最優秀選手賞)を受賞したのは、スーパーライト級のスコーピオン金太郎(26=三谷大和)。石井竜虎(17=渡嘉敷)とのサウスポー対決では、初回に左フックを浴びてダウンを喫したが、2回にタイミング抜群の左ストレートで倒すと、3回に右フックで倒し、逆転KO勝ちした。
ダウンしたが焦りはなかった
試合後に囲み取材に応じたスコーピオンは「欲を言えば、MVPを獲りたいなと思っていた。今日は運が良かったですね」と満面の笑みを浮かべた。「ダウンしたが、ダメージはなく焦りもなかった。自分のボクシングを貫いたら、ポイントは取り返せると思っていた。最初に倒した左は手応えがあった」と冷静に試合を振り返った。
東の大将として、全日本新人王決定戦に臨むスコーピオンは「視野に入れている選手がいるので、もっと練習に励んで、しっかりと勝ちたい」と語った。
ダウンしたが焦りはなかった
試合後に囲み取材に応じたスコーピオンは「欲を言えば、MVPを獲りたいなと思っていた。今日は運が良かったですね」と満面の笑みを浮かべた。「ダウンしたが、ダメージはなく焦りもなかった。自分のボクシングを貫いたら、ポイントは取り返せると思っていた。最初に倒した左は手応えがあった」と冷静に試合を振り返った。
東の大将として、全日本新人王決定戦に臨むスコーピオンは「視野に入れている選手がいるので、もっと練習に励んで、しっかりと勝ちたい」と語った。
敢闘賞には、ウェルター級の松野晃汰(20=神奈川渥美)が選ばれた。4戦全勝(4KO)の磯谷大心(輪島功一スポーツ)と対戦した松野は、ジャブを軸に丁寧に組み立てると、強打を誇る磯谷と打ち合った。4回、松野は右カウンターで豪快に倒し、フィニッシュした。
「KOは狙っていなかった」松野晃汰
「KOは狙っていなくて、タイミングが合えば倒せたらなと思っていた。ダウンを奪った右は感覚がなかったので、立ち上がってくると思った。相手のパンチが重たくてダメージがあり、途中から覚えていない」と話すと、「高校の先輩の時吉さん(時吉樹=横浜光)と一緒に新人王になることができてうれしい」と声を弾ませた。
「至近距離で力んでしまった」磯谷大心
一方、初黒星を喫した磯谷は「ポイントを取られていたので、最後は倒しにいった。気がついたら横になっていた。思っていたより距離が遠くなくて、ジャブがあたったのでイケると思ったが、至近距離で力んでしまった」と唇を噛み締めた。それでも「チャンピオンを目指して、頑張っていきたい」と復活を誓った。
「KOは狙っていなかった」松野晃汰
「KOは狙っていなくて、タイミングが合えば倒せたらなと思っていた。ダウンを奪った右は感覚がなかったので、立ち上がってくると思った。相手のパンチが重たくてダメージがあり、途中から覚えていない」と話すと、「高校の先輩の時吉さん(時吉樹=横浜光)と一緒に新人王になることができてうれしい」と声を弾ませた。
「至近距離で力んでしまった」磯谷大心
一方、初黒星を喫した磯谷は「ポイントを取られていたので、最後は倒しにいった。気がついたら横になっていた。思っていたより距離が遠くなくて、ジャブがあたったのでイケると思ったが、至近距離で力んでしまった」と唇を噛み締めた。それでも「チャンピオンを目指して、頑張っていきたい」と復活を誓った。
技能賞はスーパーフライ級の五十嵐春輝(23=湘南龍拳)。渋谷亮太(21=T&T)と拳を交えたサウスポー五十嵐は、上下の打ち分けとボディワークでペースを掌握。左ボディを突き刺す渋谷に対し、後半は豊富な手数を繰り出し押し切った。
会長に恩返しがしたい
ジム初の東日本新人王に輝いた五十嵐は「今、持っている力をすべて出し切り、後悔なく戦い、勝ちを手繰り寄せることができた」。「会長にはたくさん迷惑をかけたので、何としても獲りたかった。賞状を見せることができて嬉しい」と、これまで二人三脚で歩んできた川端龍也会長に感謝の気持ちを言葉にした。
会長に恩返しがしたい
ジム初の東日本新人王に輝いた五十嵐は「今、持っている力をすべて出し切り、後悔なく戦い、勝ちを手繰り寄せることができた」。「会長にはたくさん迷惑をかけたので、何としても獲りたかった。賞状を見せることができて嬉しい」と、これまで二人三脚で歩んできた川端龍也会長に感謝の気持ちを言葉にした。
JB SPORTSは2選手が東日本新人王
JB SPORTSは、26年ぶりに東日本新人王を輩出した。スーパーバンタム級の星野凌(写真:右/25)は二葉恒輝(30=松本ACE)と対戦。我慢比べの打ち合いを制し、3回にレフェリーストップ勝ちした。
「自分のことを褒めたい」星野凌
激戦区と言われたスーパーバンタム級を制した星野は「とりあえず、自分で自分を褒めてあげたい。1回戦のままの自分では、優勝はできなかったと思う。このトーナメントが自分のことをすごく成長させてくれた。あれだけ自然にガッツポーズが出たことも、自分でも驚くくらい初めてのことでした。美味しいものを食べて、全日本新人王に向けてまた成長していきます」と喜びに浸った。
スーパーフェザー級の岩本星弥(写真左/18)は、池上いつ己(19=八王子中屋)と激突。序盤から激しいパンチの交換を見せる中、岩本は3回に左フックでダウンを奪うと、4回に池上をロープに詰めて、連打で試合を決めた。
「この勢いで全日本も獲る」岩本星弥
「初めてのスパーリング大会で、(池上選手に)負けてからずっと悔しくて、そこから練習に火がついた。インターバル中に山田さん(山田武士代表)に言葉をかけられたおかげで倒すことができた。この勢いに乗り、全日本新人王も星野さんと必ず獲ります!」。
「自分のことを褒めたい」星野凌
激戦区と言われたスーパーバンタム級を制した星野は「とりあえず、自分で自分を褒めてあげたい。1回戦のままの自分では、優勝はできなかったと思う。このトーナメントが自分のことをすごく成長させてくれた。あれだけ自然にガッツポーズが出たことも、自分でも驚くくらい初めてのことでした。美味しいものを食べて、全日本新人王に向けてまた成長していきます」と喜びに浸った。
スーパーフェザー級の岩本星弥(写真左/18)は、池上いつ己(19=八王子中屋)と激突。序盤から激しいパンチの交換を見せる中、岩本は3回に左フックでダウンを奪うと、4回に池上をロープに詰めて、連打で試合を決めた。
「この勢いで全日本も獲る」岩本星弥
「初めてのスパーリング大会で、(池上選手に)負けてからずっと悔しくて、そこから練習に火がついた。インターバル中に山田さん(山田武士代表)に言葉をかけられたおかげで倒すことができた。この勢いに乗り、全日本新人王も星野さんと必ず獲ります!」。
3賞受賞者