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[ニュース]2011.10.1

賞金マッチの行方は!?

 元キューバ国ジュニア王者バロディア・カレロ・エルナンデス(ワタナベ)のB級デビュー戦・スーパーフェザー級6回戦が30日、後楽園ホールで開催された"チャレンジスピリッツ"のリングで行われた。
 バロディアのプロデビュー戦は異例の"賞金マッチ"として発表され、大々的に対戦相手が公募された。ここで名乗りを挙げたのが、日本スーパーフェザー級新鋭であり、A級ボクサーの石川昇吾(新日本木村)であった。
 この"賞金マッチ"は、石川が1回で倒されなければ10万円、2回で倒されなければ20万円、勝利すれば50万円が贈呈される特別ルールとして実施された。
勝利の瞬間
 試合は序盤からバロディアの圧力に下がることなく、石川が果敢に右ストレート・左ボディを浴びせ、1回・2回と互角の展開を繰り広げた。しかし4回、左フックの打ち合いも、バロディアのフックが僅かに早くヒット、石川はダウンを奪われる。何とか凌いだ石川は5回に入ると、バロディアを打撃戦に誘い込み、起死回生の右ストレートから一気のワンツー連打で元キューバ国ジュニア王者をキャンバスに沈め、大逆転のKO劇で"賞金マッチ"を制し、勝利者賞50万円を奪い獲ったのであった。
 試合後、バロディア・カレロ・エルナンデスはまさかのKO負けにショックを隠せず、ワタナベ陣営は会見を行わず、ノーコメントとなった。
石川、賞金を手に
 一方、賞金50万円を奪取し、この日の最優秀選手ともいえる石川昇吾はカットした左目上の治療を終え、喜びの会見となった。「最初は楽しみだったが、次第に怖さも。だけど強い選手と戦うのがボクシング。久し振りに最高の気分!」と笑顔を見せる。バロディアの印象を求められ「距離の取り方と、左フックが今までにない角度と重さでした。プロになり初ダウンで吹っ切れた。最後のラッシュは無我夢中だった」と振り返る。
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 賞金マッチで名乗りを挙げた理由を聞かれ石川は「賞金マッチだから(笑)。名前が売れるかも知れないし。チャンスをくれたワタナベジムには感謝している。賞金の使い道は考えていない。ラーメンツアーにでも行こうかな(笑)」と賞金50万円を手に歓喜の表情。
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 下馬評ではバロディア有利が囁かれるも、石川が不屈の闘志でダウンを跳ね返し、アマチュア大国キューバの元ジュニア王者をリングに這わせ、大逆転KO劇を展開して見せた。今後、日本スーパーフェザー級戦線で、石川昇吾がどんな戦いを繰り広げるのか、大いに注目が集まる!

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