ネリ強し! 再起2戦目はカルモナ

　元2階級制覇王者のルイス・ネリ(27=メキシコ)が10月1日(日本時間2日)、地元のメキシコ・ティファナで再起2戦目を決行。3度の世界挑戦経験を持つデビッド・カルモナ(30=メキシコ)を相手に、同胞同士の戦いに臨んだ。対戦相手の変更に伴い、試合は、当初予定されていたスーパーバンタム級10回戦からスーパーフェザー級10回戦に変更された模様だ。

　サウスポーのネリが、初回から積極的に攻め立てると2回、サークリングするカルモナに対し、左フックで最初のダウンを奪った。すると続く3回、50秒ほどでまたも左フックでネリが倒す。再開後、ネリは追撃の左でまたも倒すも、これはレフェリーがスリップと判断。しかし、更に追い込みをかけるネリの左フックで、カルモナが3度目のダウンを喫すると、レフェリーはストップ。ネリが3回53秒TKO勝利で、再起2戦目を飾った。

　今後、WBO&WBC世界スーパーバンタム級王者ステファン・フルトン(28=米)への挑戦という話題も出ているネリの戦績は、34戦33勝(25KO)1敗。敗れたカルモナは、38戦22勝(9KO)11敗5分とした。