帝拳軍団、ラスベガスへ出発

　WBC世界スーパーライト級11位、WBA世界同級14位・亀海喜寛「トレーニングでやるべきことはやり終えたので、気をつける点はコンディションを崩さないことであり、怪我をしないこと。ラスベガスは気温は高いが、湿度が低いため汗を掻きにくいと聞きますが、減量も予定通りに進んでいます。ヘスス・ソト・カラスはタフでしぶとい相手ですが、この試合で名前を売り、アピールしないといけないので、精一杯頑張ってきます。現在6連続KO・TKOと教えてもらいましたが、6連続程度で浮かれるつもりはありません。今回も倒せれば良いですが、まずは勝って次に繋げたい。ではラスベガスに行ってきます!」
　日本ミドル級1位カルロス・リナレス「ラスベガスで試合が出来るなんて夢みたい。本当に楽しみ!ウエイト調整も予定通り進んでいる。僕が今回の試合に勝ち、10月15日は(WBC世界ライト級王座決定戦)ホルヘも勝って、一緒に日本へ帰ってきたい。まずは僕が10月1日、絶対に勝ちます!」
　日本スーパーミドル級1位・三浦広光「ラスベガスで試合をするのは5試合目になりますが、MGMで試合をするのは初めて。昔から"MGMで試合が出来たら良いな…。"と考えていたので、本当に嬉しい。今回も良い試合をして、次もまたアメリカで試合が出来れば嬉しいです!」
　WBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃の"露払い"的意味合いを持つが、これから間違いなく日本人選手が海外のリングに進出する機会が増えるであろう。
　亀海・カルロス・三浦の3選手は本場のラスベガスのリングでその存在感を発揮し、"日本ボクシング界"の強さを見せ付けることができるのか注目したい!