日本女子フライ級王座戦は変則タイトルマッチに

　日本女子フライ級王座決定戦の前日計量が31日、都内の「CLUB CAMELOT-渋谷クラブキャメロット」で行われ、王座を争う同級1位の晝田瑞希(26=三迫)と同級3位の柳井妃奈実(24=真正)が計量に臨んだ。

　晝田は、フライ級リミットを100g下回る50.7�sでクリアしたが、柳井は、1回目の計量を1.3�sオーバーの52.1�s。2時間後に行われた再計量は、600gオーバーの51.4�sを測定した。

　柳井は、明日(1日)17時の当日計量に臨み、54.8�s以下で試合成立。晝田が勝てば新王者、柳井が勝った場合は、王座は空位となる変則タイトルマッチとなる。

　試合は、明日(9月1日)に後楽園ホールで開催される「QueensCrest2022」で行われ、動画配信サービス「BOXING RAISE」でライブ配信される。

　計量後に取材に応じた晝田は「今は、明日のことしか考えられない。周りはKOを求めてくるが、とにかく勝つこと。自分がやるべきことをして力を出せば、絶対に勝てる」と必勝宣言。

　「スピード感があって、見応えある目の離せない試合になる。明日は、余裕で私が主役!」と華麗なボクシングを見せるつもりだ。