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新設されたWBA女子世界ライトミニマム級王座を懸け、同級1位・安藤麻里(フュチュール)と同級10位アラマ・ゴーキャットジム(タイ)が22日、後楽園ホールで争った。
試合は、開始からワンツーで激しく前に出るアラマだが、安藤にとっては予想通りの展開。落ち着いてジャブ・ワンツーを上下にヒットさせると、その後もスタミナが落ちないアラマのワンツーをバックステップでかわし、着実にポイントを積み重ねた。
試合は、開始からワンツーで激しく前に出るアラマだが、安藤にとっては予想通りの展開。落ち着いてジャブ・ワンツーを上下にヒットさせると、その後もスタミナが落ちないアラマのワンツーをバックステップでかわし、着実にポイントを積み重ねた。
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ダウンこそ奪えなかったものの、安藤は危なげない試合運びでアラマを判定3-0(97-93,99-92,98-92)で降し、見事WBA初代ライトミニマム級女王の座に輝いた。
会見のもよう
JBC公認後、6人目の女子世界王者となった安藤は試合後、「嬉しくて言葉にならない」と第一声。「これからボクサーを目指す人に、アマの実績が無くても世界チャンピオンになれることを見せられた。今後は強い選手、とりわけ国内選手とできれば面白いと思う」と笑顔で語った。
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デビューから2戦は黒星が続き、悩んだ時期もあったが、安藤は「諦めずに応援してくれる人たちや、会長の気持ちに応えたい一心でここまでこれた」と話し、平山会長もプロ11戦目で実を結んだ安藤に「伸びしろはまだまだ。ここからが本当のスタート」と、安藤の背中を押していた。
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