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[ニュース]2011.9.18

キャンプ座間決戦の行方は

 日本&東洋太平洋スーパーウェルター級王者・チャーリー太田(八王子中屋)VS挑戦者・十二村喜久(角海老宝石)の12回戦は18日、神奈川県座間市にある米軍基地・キャンプ座間で開催された。
 日本ボクシング史上初となる米軍基地内で行われた、日本&東洋太平洋スーパーウェルター級タイトルマッチは序盤4R、挑戦者・十二村の右フックに王者チャーリーがダウンを喫し、判定0-3(37-38・37-39・36-39)でリードを許す展開となった。しかし徐々にパワーで上回るチャーリーが盛り返し、的確な攻撃でポイントを奪い返すと、8R終了時には判定3-0(77-74・77-75・76-75)でポイントの逆転に成功した。
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 そして迎えた10R、中盤から試合の主導権を握ったチャーリーが右ストレートで十二村をキャンバスに這わせ、試合を決定付ける。チャーリーは最後まで攻め込み、判定3-0(116-110・116-111・115-112)で日本&東洋太平洋スーパーウェルター級2冠王座の防戦に成功した。
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 試合後、傷の手当てを施す前に、敗れた十二村喜久が試合を振り返った。「上手く戦うよりも、勇気を持って前進することを心掛けた。逃げず、最後まで落ち着いて戦えた」と流れる汗を拭うことも忘れ、初タイトルマッチの感想を語った。続けて「角海老ジムの協力と、田中トレーナーがいたから最後まで戦えた。王者からダウンを獲れたのは、田中トレーナーの教えがあったから」と感謝のコメント。
 最後に十二村は「結果には満足していない。負けですから。勝って改めて、田中トレーナーにお礼をいいたい。この敗戦を糧にします!」と再出発を誓った。
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 日本初の米軍基地でのタイトルマッチに勝利したチャーリー太田は「苦しい場面もあった。4ラウンドのダウンは足が滑って、同時にパンチをもらってしまった。キャンバスの状態もあったし(笑)」と苦笑いの王者だが、その後の試合展開は「キャンバスが滑るので、足を使わず、接近戦へ持ち込むことにシフトチェンジした」と作戦を切り替えたとした。
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 序盤、ポイントをリードされたことに対してチャーリーは「4ラウンド終了時のスコアは聞こえなかった。だけど僕は相手の顔を見て、どれだけダメージがあるかをみていたよ」と冷静だったとコメントし、挑戦者の印象には「十二村はとてもタフだった。あれだけパンチを打ち込まれても、前に出続けたのは凄い!」と称えた。
 最後にチャーリーは、キャンプ座間での一戦に対して「とても思い出に残るタイトルマッチになった。試合前、日本とアメリカの国家が歌われたのは、とても感慨深いものがあった」と感想を語り、キャンプ座間の司令官と記念写真に納まった。
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 早くも今年、4度目の王座防衛に成功している"絶対王者"に対し、一体誰が「STOP THE CHARLIE OTA」に名乗りを挙げるのか。それともチャーリー太田が日本を飛び出し、世界のリングに歩みを進めてしまうのか…。

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