平岡アンディの防衛戦が決定!

　大橋ボクシングジムは26日、日本・WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王者の平岡アンディ(25=大橋)の次戦を発表した。

　平岡は、9月13日(火)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル.92」のメインイベントにおいて、WBO-APウェルター級10位のアルビン・ラガンベイ(27=比)を迎え、WBO-AP王座3度目の防衛戦に臨む。

　平岡は、今年6月に赤岩俊(29=マナベ)に6回TKO勝ちし、王座防衛に成功。初回にダウンを奪うと、その後も付け入る隙を与えず、レフェリーストップに持ち込んだ。現在、2団体(IBF、WBO)で世界ランキング入りしている平岡としては、これを機にさらに世界への道を広げていきたいところだ。

　挑戦者で元WBO-AP王者のラガンベイは、2018年4月に当時の王者・小原佳太(三迫)に挑戦し、大番狂わせの2回KO勝ちで王座奪取に成功。しかし、同年8月に行われたダイレクトリマッチで、3回TKO負けでベルトを失った。

　現在、3連勝中と復調。階級を下げて王座返り咲きを狙う。序盤から思い切りの良いパンチで、乱打戦に持ち込むのを得意とするスイッチヒッターだ。

　セミファイナルでは、日本フェザー級10位の松本圭佑(23=大橋)が元日本ランカーの石田凌太(26=角海老宝石)と、フェザー級8回戦で対戦する。

　松本は、今年6月にタイ人ボクサーに、わずか42秒でKO勝ち。ランキング奪取に闘志を燃やす石田との一戦は、KO決着が濃厚だ。

　中垣龍汰朗(22=大橋)と吉田京太郎(25=ワタナベ)による、ホープ対決も見逃せない。2試合連続で引き分けている中垣としては、ここでしっかりと勝って、存在感をアピールしたい。対するA級初戦の吉田は、多彩なコンビネーションが光る好戦的なタイプ。ランキング入りに弾みをつけたいところだ。