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[試合後談話]2022.7.24

熱戦! 西日本新人王戦!

 西日本人王準決勝が24日、大阪堺市産業振興センターで行われ、全7試合で熱戦が繰り広げられた。

 第6試合バンタム級4回戦では、松本海聖(20=VADY)と香月優作(24=仲里)が対戦した。

 西日本新人王トーナメント決勝戦は、9月11日(日)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される。
初回KO!
 松本が伸びのある右ストレートを決めると、左ボディで痛烈なダウンを演出。再開後、左ボディで豪快に倒した。
「冷静に戦えた」
 試合後、取材に応じた松本は「最初は動きが硬かったが、ボディブローが決まってからは冷静に戦えた」と、涼しい顔で試合を振り返った。

 小学2年でVADYジムでボクシングを始めた松本は、アマチュア29戦17勝(9RSC)12敗、近畿大会優勝、国体ベスト8の成績を残した。大学から声がかかったが「プロで勝負したかった」と高校卒業後にプロ入りした。
バンタム級の松本海聖(20)に注目!
 昨年9月から世界ランカーの石田匠(30=井岡)のスパーリングパートナーを務めていて、世界トップレベルの強さを肌で感じている。「あんなにすごい方とスパーリングをさせてもらい、自信になっている」。

 「西のバンタム級に松本海聖あり」。今年の新人王トーナメントで名前を売っていくつもりだ。
左:二階堂迅(ディアマンテ)の左が冴えた!
 第4試合フライ級4回戦では、二階堂迅(20=ディアマンテ)と福濱真斗(23=フュチュール)が激突。福濱がシャープなジャブから左アッパーを決めるが、二階堂は慌てる素振りを見せず、プレスをかけてワンツーを軸にペースを掌握。その後も、ジャブからワンツー、左ボディでポイントを加点すると、最後まで積極的な攻撃を見せた。
ディアマンテジム初の全日本新人王を目指す二階堂!
 デビューから3連勝を飾った二階堂は「相手もアマチュア経験があるので、試合前は勝てるかどうか不安だったが、ジャブからフック、ボディブローを効かせたので、見栄えで上回ったと思う。今日は、自分を褒めてあげたい」と笑顔を見せた。

 小学校5年でアマチュアジムでボクシングを始めた二階堂はその後、浪速高校ボクシング部に進み、大阪大会準優勝の実績を残し、関西大学へ進学。大学リーグ戦にも出場していたが、コロナ禍の影響で試合の機会が減ってしまった。以前からプロボクサーへの憧れがあり、大学2年でアマチュアを引退し、プロ転向を決意した。

 同門でスーパーバンタム級に出場した安村綺麗(22)も勝ち上がった。2人でディアマンテジム初の全日本新人王を目指す。

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