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[前日計量]2022.7.1

ライトフライ級アジア3冠をかけて激突!

 OPBF東洋太平洋・日本ライトフライ級王座統一&WBOアジアパシフィック同級王座決定戦の前日計量が1日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、OPBF王者の堀川謙一(42=三迫)と日本王者の岩田翔吉(26=帝拳)が会場に姿を現した。

 両者は、明日(2日)に後楽園ホールで開催される「第614回ダイナミックグローブ」のメインイベントにおいてアジア3冠王座戦に臨む。
「成長した姿を見せる」
 先に秤に乗った堀川は、ライトフライ級リミットを300g下回る48.6kgでクリアした。「こんなに試合間隔が空いたのは初めて」と2年ぶりのリングとなるが、「久しぶりの試合だが、順調に落ちた」と仕上がりの良さを強調した。

一発に警戒する

 「一発がある危険な相手」と、拳を交える岩田を警戒。その上で「モチベーションでいうとこんなに良い試合はない。具体的には言えないが、2年間で成長した姿を見せたい」と言葉に力を込めた。

 キャリア59戦目を迎える"鉄人"堀川が、熟年の技を見せる!
「自分の得意パターンに持ち込む」
 一方の岩田は、100gアンダーの48.8sで計量を終えた。「暑くて汗が多く出るので、水分補給をしっかりしながら調整した。体重は、いつも以上にしっかりと落ちて、コンディションがいい」と笑みを浮かべた。

 写真撮影で3本のベルト(日本、OPBF東洋太平洋、WBOアジアパシフィック)を見た岩田は「ベルトを見て興奮した」と心境を明かすと、「ここを勝って、次のステップに進みたい。段階を踏めるこの流れがうれしい」とアジア最強を証明するつもりだ。

やってきたことを出すだけ

 「若さと勢いをぶつけたい。自分の一番得意なパターンに持ち込み崩していく。この試合に勝つことしか考えていない」と静かに闘志を燃やした。
後楽園ホールで激突!

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