結果★ガンボアvsデ・レオン

○ユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)
　8回1分24秒負傷判定(3-0)
●ダニエル・ポンセ・デ・レオン(メキシコ)

　フェザー級のリミットを1ポンド上回る127ポンド(約57.7キロ)でリングに上がった両者だが、14対1のオッズ(賭け率)が示したとおりガンボアの圧勝に終わった。
　変則サウスポーのデ・レオンがプレスをかけて出るなか、ガンボアは足とスピードを生かしながら飛び込むチャンスをうかがう。ガンボアは決定的なダメージこそ与えられないが、歴然としたスピード、パンチ力、テクニックの差を見せつけて毎回のようにポイントを奪っていった。
　迎えた8回、バッティングでデ・レオンが眉間に近い左目上に縦の裂傷を負い、ドクターから続行不能と診断された。試合はそれまでの採点に委ねられることとなり、70対63(二者)、69対64でガンボアの手が挙がった(当該ラウンドの採点は除外?)。
　近い将来、ノニト・ドネア(比)との対戦も期待される29歳のガンボアは21戦全勝(16KO)。3月のエイドリアン・ブローナー(米)戦に続く敗北を喫した31歳のデ・レオンは45戦41勝(34KO)4敗。