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[試合速報]2022.4.26

電光石火の33秒KO!

 2021年度全日本フェザー級新人王で日本同級18位の渡邊海(19=ライオンズ)が26日、後楽園ホールで開催された「PRIZE RING Professional BOXING(プライズ・リング・プロフェッショナル・ボクシング」のメインイベントに出場。フェザー級6回戦で元日本ランカーの石田凌太(26=角海老宝石)と対戦した。

 注目の一戦は、衝撃の結末! 後楽園ホールは熱狂に包まれた!  
渡邊海(ライオンズ)がTKO勝ち!
 東日本新人王決勝戦を初回10秒TKO勝ちでMVPを獲得した渡邊が、またも速攻劇を演じた。ジャブからワンツーを好打しグラつかせると、一気に勝負に出て怒涛の連打でレフェリーストップに持ち込んだ。
「作戦がハマった」
 試合後に囲み取材に応じた渡邊は「ジャブを避けないので(勝利を)確信した。ワンツーが顎に入って効いたのがわかったので、このラウンドで決めようと思った。とにかく相手の顎を打ち抜くことを心掛けて、フルパワーで仕留めにいった」と会心の勝利に笑顔を見せた。
古山哲夫会長も絶賛
 会見に同席した古山哲夫会長は「練習の成果が出た試合。気持ちが強くなったので何も心配せずに見ることができた」と手放しで褒めた。
「日本ユース王座を目指す」
 2月の全日本新人王からわずか2ヶ月でのリングとなった渡邊。祝勝会などがあり、通常より体重が増えたため減量に苦しんだという。しかし、「ここで落とさなかったら後で後悔する」としっかりと仕上げてきた。

 19歳の若武者は「どんどん強い相手と戦っていきたい」と、フェザー級かスーパーフェザー級での日本ユース王座を目標に掲げた。

※日本ユース・フェザー級王者は英洸貴(23=カシミ)
※日本ユース・スーパーフェザー級は、5月1日(日)に神戸で岸田聖羅(23=千里馬神戸)と福田星河(22=エディタウンゼント)で王座決定戦が行われる

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