バンタム級注目の一戦! 澤田京介vs堤聖也!

　DANGANプロモーションは19日、日本バンタム級タイトルマッチ、王者の澤田京介(34=JB SPORTS)対同級1位の堤聖也(26=角海老宝石)戦を発表した。

　試合は、6月23日(木)に後楽園ホールで開催される「DANGAN251」のメインイベントで行われる。今年2月に新チャンピオンに輝いた澤田が指名挑戦者の堤を迎え撃つ!

　今年2月に大嶋剣心(26=帝拳)との王座決定戦に臨んだ澤田は、5回負傷判定勝ちで2度目の挑戦で戴冠した。テンポの良い攻撃を得意とするテクニシャンだが、ここ数戦はダウンを奪うなど決定力が増している。

　これまで度重なるアクシデントで試合中止が続き、長らく王座不在だった日本バンタム級の王座に就いた澤田。試合後、ボクモバのインタビューで「バンタム級の呪いを完全に解く」と固く決意した。鬼門と言われている初防衛戦で進化した姿を見せる。

　タイトル初挑戦の堤は、2020年10月に元世界王者の比嘉大吾(26=志成)と引き分けて以来のリングだ。フィジカルの強さとテクニックを併せ持つスイッチヒッターで、作戦遂行能力も高い。

　待ちに待ったタイトルマッチの舞台でチャンピオン攻略に全力を注ぐ。

　セミファイナルでは、元日本・OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の和氣慎吾(34=FLARE山上)対日本同級8位の水谷直人(33=KG大和)の一戦が行われる。

　和氣は、昨年11月に井上拓真(26=大橋)とのWBOアジアパシフィック王座決定戦で敗れて以来のリングだ。得意のカウンターで完全復活をアピールしたい。連勝中の水谷は、ここを勝って上位に進出を狙う。