井上拓真と古橋岳也が王座統一戦!

　大橋ボクシングジムは16日、WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王者の井上拓真(26=大橋)と日本同級王者の古橋岳也(34=川崎新田)による王座統一戦を発表した。

　試合は、6月7日(火)にさいたまスーパーアリーナで開催されるWBA(世界ボクシング協会)バンタム級スーパー王者、IBF(国際ボクシング連盟)同級王者の井上尚弥(29=大橋)対WBC(世界ボクシング評議会)同級王者のノニト・ドネア(39=米)の3団体王座統一戦のセミファイナルで行われる。

　再び世界を目指す井上と成長著しい古橋が、ここで激突。世界を意識したマッチメイキングが実現!

　井上は、昨年11月に和氣慎吾(34=FLARE山上)との王座決定戦を制しWBOアジアパシフィック王座を獲得した。スピード感あふれる攻撃と鉄壁のディフェンス力に磨きがかかっている。世界王座返り咲きに向けて日本王者を撃破しアピールしていきたい。

　古橋は、今年1月に久我勇作(31=ワタナベ)と引き分けて2度目の防衛に成功。馬力を活かした回転力とタフネスが売りだが、カウンターを身に付けるなどテクニックがアップしている。キャリア最大の難敵との対戦にモチベーションが高いはずだ。