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[ニュース]2011.9.6

フロイド・メイウェザーの半生@

 現在、フロイド・メイウェザーが最も優れた選手のひとりであることに異論を唱える者はいないだろう。
メイウェザーはリングに上がるたびにスピード、パワー、そして生まれもった反射神経を惜しげもなく披露してきた。41戦全勝(25KO)、5階級制覇、年間最優秀選手賞など受賞歴は数知れない。この34歳のボクサーはボクシングの神様から授かった才能を存分に発揮してきたといえる。


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 メイウェザーは米国ミシガン州のボクシング一家で生まれ育った。父のフロイド・シニアは5階級制覇したシュガー・レイ・レナード(米)と拳を合わせたこともある元ウェルター級世界ランカーとして知られる。5冠王の現トレーナーでもある叔父のロジャーは元世界2階級制覇王者で、ジェフも元プロ選手の肩書を持っている。
「まだ歩き始める前からグローブを付けていた」というメイウェザーは、7歳から本格的にボクシングと向き合った。1996年のアトランタ・オリンピックではフェザー級で銅メダルを獲得。国内外の大会で数多くの優勝、入賞を果たし、84勝6敗というアマチュア戦績を残し19歳でプロに転向した。  
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 プロデビューは1996年10月のこと。スーパーフェザー級4回戦でロベルト・アポダカ(メキシコ)を相手に2回KO勝ち。この試合からメイウェザーの連勝街道がスタートした。 メイウェザーは圧倒的な強さで勝利を重ねていき、デビューからちょうど2年、18試合目で初のタイトル挑戦のチャンスを掴む。そして、その試合で技巧派のヘナロ・エルナンデス(米)を攻略し、WBC世界スーパーフェザー級王者となった。その後も連勝を重ねては階級をひとつずつ上げて“最強”という名をほしいままにしていった。

つづく  
 
 
 

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