S.ウェルター級主要4団体統一戦は5月14日

　スーパーウェルター級の頂上決戦が、5月14日に米国カリフォルニア州のカーソンで開かれることが発表された。WBC(世界ボクシング評議会)が1日、WBC・WBA・IBFの統一王者ジャメール・チャーロ(31=米国)とWBO王者ブライアン・カルロス・カスターノ(32=亜)の再戦日程を伝えた。

　昨年7月の対戦はドローで終わり、リマッチの可能性を探った両陣営は、今年3月に再戦することで合意していたが、カスターノの怪我で試合を延期することとなっていた。

　すでに3本のベルトを手にしているチャーロは、「自分は統一王者。次は最後の仕事をするだけ。子供の頃の夢は、プロで全部のベルトを獲得することだった。私のことを知ってる人は、わかっていると思うが、こんなチャンスを見す見す逃すようなことはしない。機は熟した。5月14日、見逃すな!」と、コメントを残した。

　カスターノは「4本のベルトを懸けてチャーロともう一度戦えることを嬉しく思っている。前回は素晴らしい戦いだった。今回もそれに違いはない。ひとつ違うのは、今回は、ジャッジに勝敗を委ねることはないということ」と、こちらも強気の姿勢を貫いた。